モーリアンヒートパックの仕組み｜発熱剤モーリアンヒートパックの株式会社協同

モーリアンヒートパックは酸化カルシウムとアルミ粉末が主成分です。
その中に少量の発熱をコントロールする反応助剤を配合しております。

発熱の仕組み

発熱の仕組みのイメージ

アルミニウムは水と反応しませんので、まず酸化カルシウムと水を反応させ、水酸化カルシウムを生成し、その時に発生する熱エネルギーとアルカリ水溶液を開始剤として、アルミニウムと水酸化カルシウムを反応させているのです。
なおこの時、微量の水素ガスが発生します。
火気を近づけると引火する可能性がありますので、絶対に火気を近づけないでください。

また、モーリアンヒートパックは反応後98度で安定した熱を発生させますが、これを反応助剤によりコントロールしています。
安定した熱量で連続的に化学反応させることで、加熱ムラを起こしたりせず、安全で使いやすい製品になっています。

日本特許登録第3467729号
米国特許登録第6200357号
欧州特許登録第1126004号
韓国特許登録第0407582号

発熱性能一覧

蒸気発生時間

測定条件: 測定環境：22±2℃　湿度50%RH
加熱袋Mサイズ使用
負荷0状態で測定
*蒸気発生時間、加熱持続時間は環境状況、加熱物の状態により変動するため参考値と考えてください。

ヒートパック（g）	蒸気発生時間（分）	加熱持続時間（分）	水量（g）
10	2	7	20
15	3	15	30
20	4	17	40
25	5	20	50
30	6	22	60
35	8	25	70
40	9	27	80
50	10	30	100
60	14	30以上	120
Sサイズ	6	10	50
Mサイズ	8	25	80
Lサイズ	14	30以上	130
SLサイズ	17	30以上	180

発熱性能一覧表　発熱剤Sサイズ、Mサイズ、Lサイズ、SLサイズ比較データ

水500mlを加熱専用のパウチ袋に入れ、発熱剤各サイズの加熱昇温データを計測した。

測定条件: 気温20℃　湿度50%
加熱対象物: 500ml（容器：湯沸しボックス用パウチ袋）
発熱剤: Sサイズ、Mサイズ、Lサイズ、SLサイズ
発熱剤への添加水量: 発熱剤Sサイズ50ml，Mサイズ80ml，Lサイズ130ml，SLサイズ180ml
加熱袋: 専用加熱袋Mサイズ
水500ml加熱比較グラフ

サイズ	発熱剤g数	水量	測定時間	終了温度	最高温度	最低温度	平均温度
S	20g	50ml	30分	63.4℃	65.1℃	22.4℃	57.5℃
M	28g	80ml	30分	78.7℃	80.7℃	27.8℃	71.0℃
L	45g	130ml	30分	89.7℃	90.8℃	25.6℃	80.4℃
SL	60g	180ml	30分	91.7℃	93.5℃	17.4℃	83.8℃

発熱剤仕様書　2012年9月1日現在

業務用ブロック包装

品名	※発熱用の使用水量			発熱剤寸法		個包装寸法
品名	基本量	短時間	長時間	幅	長さ	幅	長さ
ノーマルタイプ10g	20ml	15ml	30ml	63mm	60mm	業務用包装です
ノーマルタイプ15g	30ml	25ml	40ml	63mm	70mm
ノーマルタイプ20g	40ml	30ml	50ml	63mm	80mm
ノーマルタイプ25g	50ml	40ml	60ml	63mm	90mm
ノーマルタイプ30g	60ml	50ml	70ml	63mm	100mm
ノーマルタイプ35g	70ml	60ml	80ml	63mm	110mm
ノーマルタイプ50g	100ml	90ml	110ml	63mm	140mm

個包装

品名	※発熱用の使用水量			発熱剤寸法		個包装寸法
品名	基本量	短時間	長時間	幅	長さ	幅	長さ
ノーマルタイプ35g	70ml	60ml	80ml	63mm	110mm	90mm	165mm
ノーマルタイプ40g	80ml	70ml	90ml	63mm	120mm	90mm	175mm
ノーマルタイプ60g	120ml	110ml	130ml	63mm	160mm	90mm	205mm
ハイパワーSサイズ（20g）	50ml	45ml	60ml	63mm	100mm	90mm	155mm
ハイパワーMサイズ（28g）	80ml	70ml	90ml	63mm	110mm	90mm	165mm
ハイパワーLサイズ（45g）	130ml	120ml	150ml	63mm	160mm	90mm	205mm
ハイパワーSLサイズ（60g）	180ml	170ml	200ml	80mm	140mm	110mm	195mm